カレーのついでに、備忘録がてらグダグダと毎年やってる今年観た映画の至極個人的ベスト10本もやっておきます。今年は120本の大台に乗れるかな?と思ったけど、110本程度で残念ながら届かず。残念ながら年内に「かぐや姫」は観れず。
舟を編む
去年の「声を隠す人」に続きレッドフォードがまたしても傑作を監督した「ランナウェイ 逃亡者」。近年、9割り打者くらいにハズれのない男=リチャード・ジェンキンスさんも出てます。吉高由里子さんのハマり役っぷりが素晴らしかった「横道世之介」、上記「クロニクル」と共にデハーン君の好演っぷりと、冒頭のバイクのとこでグッときた「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」。2組の親と子、2世代が二部構成で撮られてるのも面白かった。日本のSF、怪獣、戦隊系ファンを虜にしたどころか軽くお祭り状態にもなった「パシフィック・リム」、ありがちな設定をとんでもない逸品に仕上げた「キャビン」と、これで10本。こちらにもリチャード・ジェンキンス氏、出てます。
次点(多すぎですが)として、いい意味で思いっきり期待を裏切られた(思っていた映画と全然違った)「フライト」、スポ根ファン号泣必至の「ハナ 奇跡の46日間」。ペ・ドゥナさん最高。ツイッターのTLで一部絶賛だった「恋の渦」は無名の方ばかりで繰り広げる、ギャル、ギャル男のライトなドロドロ群像劇。実に笑ったし、そのクセやたらリアル。トー先生は今年「奪命金」と「名探偵ゴッド・アイ」の2本を観たけど、「MAD探偵」でノリきれなかった自分としては割りととっ散らかって色々回収しないものの、ラウチン兄貴大暴れな前者がダントツで好み。この後「MUD」、「Dullas Buyers Club」と楽しみなのが既に2本控えているマコノヒーと、今回のストーリーの大本にもなっている本人=チャニング・テイタムのストリッパーっぷりを存分に堪能出来る「マジック・マイク」、祝!パク・チャヌク、ハリウッド・デビューにして個人的にワシコウスカ嬢のベスト作品とも言える「イノセント・ガーデン」、去年(正確には2009年だけど)のベスト、「預言者」超えとはならなかったけど、こちらも素晴らしかった同じくジャック・オーディアールの「君と歩く世界 RUST AND BONE」、所謂"大衆映画"の中では今年「ワイルド・スピード」と並んで楽しめた、アイゼンバーグとハレルソンの「ゾンビランド」組がまたやってくれた「グランド・イリュージョン」辺りが次点。
最後に、今年も結局劇場に極力行くようにしたので、数はそれ程観ていないものの、DVDスルーや劇場見逃しなどで面白かったDVDを幾つか。アイス・キューブの"Fuckin〜"も悪いクセになる、チャニング・テイタム x ジョナ・ヒルの「21ジャンプストリート」のリメイク、マイケル・シャノンのクズ過ぎる刑事役も最高なJGL主演の「プレミアム・ラッシュ」、どちらも劇場を逃したことが悔やまれる「みなさん、さようなら」と「ジャッジ・ドレッド」特に後者は去年の「ザ・レイド」とほぼ同じ作りながら、未来の薬物="スローモー"の描写なんかも含め、でかいスクリーンで観たかったな、と。
さて、ダラダラと書きましたが、来年こそは120本(月10本)目指そうとか思いつつ、実はハズしを減らし、精度をあげていきたいな…とも思っていたり…。
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