噂が噂を呼び、近年では稀に見るアメリカン・ドリームを
成し遂げた映画、「Paranormal Activity」を見てきましたよ。
ストーリーはザックリ書くと新居に引っ越したカップルを
「Paranormal Activity(超常現象)」が襲う、という
ありがちなモキュメンタリー。ではこの映画、何がそんなに話題か?
まず1つはその低予算っぷり。制作総費用が100万円とちょっと。
そんな映画が映画祭を皮切りに、本国での少数館上映から、
クチコミで話題になり、上映館を増やしつつ、遂には興行収入
一位にまでなったことで、ホラー愛好家やら耳のいい人の間では
話題になっていた。
それに加え、ドリームワークスがこの映画の権利を買取ったのに
本編の出来が良すぎてリメイクを断念し、そのままの状態で
公開に踏み切った。そんな逸話が後を絶たないこの映画。
この手の映画は殊更ネタバレはまずいと思うので、何も書かない
ことにする。ただ、単純に感想だけを言うと、とても面白い。
先にも書いた通り、ストーリー云々な映画ではないので、
割と淡々としているけど、その実、ある程度最初の時点から
ラストまでずっと恐怖に怯えながら見ることになる。
こんな映画、ホラーでも滅多にない。これは間違いなく
アイデアの素晴らしさによるところだ。
終いには、映画というよりもアトラクション的な感じすら
受ける。そのアイデアに関心するだけでも十分価値はあると思う。
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